亀がかかる病気9選【原因+対処法を紹介】

亀がかかる病気9選【原因+対処法を紹介】ペット
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この記事では、よく亀がかかる病気を11つ紹介しています。

身体のパーツごとに紹介しているので、気になるところから見てください。

もくじ

この記事を書いている私は亀を飼育して15年ほど。今までに飼っている亀が何度も病気にかかった事がありますが、適切な処置をして現在も元気に飼っています。

そんな背景のある私が、「亀の病気&原因と対処法」について詳しく解説していきます。

1分で読めますお。💁

亀がかかる皮膚の病気

亀がかかる皮膚の病気

亀がかかる皮膚の病気は以下の2つです。

  1. 皮膚病
  2. 水カビ病

皮膚病

  • 【特徴】:皮膚が剥がれてきたり、皮膚の裏に膿が溜まるなど。
  • 【原因】:圧倒的に飼育環境が汚いことが原因。また、日光浴の不足も考えられます。
  • 【対処法】:適切な飼育環境にする。日光浴をこまめにすること。詳細は下記の参考記事で書いています。

水カビ病

  • 【特徴】:亀の皮膚に白にふわふわしたやつが付いている。または皮膚の一部分がふやけた感じで白くなっている、などなど。
  • 【原因】:いろんな原因がありますが、一般的にも多いのが「飼育環境が汚い」「日光浴不足」「免疫力の低下」などです。つまり、ストレスや体力が落ちている亀が、汚い水槽・水の中で飼育していて身体にカビが繁殖したということですね。
  • 【対処法】:適切な回数の水換え・水槽の掃除・ストレスがなく快適な環境ですね。詳しいことは下記の記事でご覧ください。

参考記事

亀がかかる甲羅の病気

亀がかかる甲羅の病気

亀がかかる甲羅の病気は以下の3つです。

  1. 腫瘍(シェルロット)
  2. クル病
  3. アエロモナス感染症

詳しくは下で順番に解説しています。

腫瘍(シェルロット)

  • 【特徴】:甲羅が白くデコボコしている。明らかに食欲がない、元気がないなど。
  • 【原因】:亀を飼育している環境が汚いことが原因。フンをしたまま放置、残したエサをいつまでも放置、水換えをしてない、などなど。
  • 【対処法】:動物病院に行くこと。症状が軽ければ、壊死した部分を除去したり、消毒・抗生物質をあげれば完治します。

くる病

  • 【特徴】:甲羅がボコボコしている、柔らかくなる、ボロボロに剥がれる、変に歪む、などなど。
  • 【原因】:圧倒的なカルシウム不足、日光浴不足。
  • 【対処法】:市販で売られているエサと、日光浴を適切にすればOK。オススメのエサと日光浴の方法については下記の記事でどうぞ。

参考記事

アエロモナス感染症

  • 【特徴】:甲羅に小さな穴があく。例えるならスポンジのような細かい空洞という感じ。
  • 【原因】:水槽の不衛生な環境が原因。菌が亀の体内に侵入するなどをして、病気が発症します。
  • 【対処法】:軽度の場合は放置しても治ります。原因が菌なので水槽をよく消毒しましょう。明らかに重症の場合は、すぐに動物病院に行くこと。

亀がかかる目の病気

亀がかかる目の病気

亀は「ハーダー氏腺炎」という目の病気にかかることがあります。

ハーダー氏腺炎

  • 【特徴】:まぶたが腫れて開かない、まぶたの内側に膿が溜まっている。
  • 【原因】:ビタミンAが足りないことが原因。「→ビタミンAが足りない→ハーダー氏線(涙腺)が変形→ドライアイになる→まぶたが腫れる」という流れ。
  • 【対処法】:ビタミンAをあげること。ただしまぶたが腫れている場合は内側に膿や炎症が起きいているので、動物病院に行くこと。
  • » 参考:アカミミガメのハーダー氏腺炎

亀がかかる鼻の病気

亀がかかる鼻の病気

亀の鼻の病気には、「風邪や肺炎」などがあります。

風邪&肺炎

  • 【特徴】:鼻水を出している。ヒューヒュー、ピーピーと鼻息を鳴らしている。
  • 【原因】:水温が低すぎる・陸地がない・ストレスや栄養が足りなくて弱っているなど。
  • 【対処法】:適切な水温の水にする。陸地を作る。ストレスフリーで適切なエサをたっぷりあげる。このあたりは下記の記事で解説しています。ただし、明らかに重症だと思う場合は病院に直行。

参考記事

亀がかかる口の病気

亀がかかる口の病気

亀は口内炎(マウスロット)になることもあります。

口内炎(マウスロット)

  • 【特徴】:口の中に白い、または黄色いものがある。場合によっては、口からそれが飛び出してビラビラしている時もある。
  • 【原因】:飼育環境が適切ではない、ビタミンAの不足、栄養が足りなくて弱っているなど。
  • 【対処法】:ビタミン栄養剤や市販のエサをあげる。亀に適切な飼育環境にする、などなど。もし数日様子を見て症状が良くならなければ、動物病院にGOです。

栄養剤と参考記事について

その他の亀がかかる病気

その他の亀がかかる病気

亀は人間と同じで、「熱中症」になることがあります。

熱中症

  • 【特徴】:亀がぐったりしている、明らかに元気がない、泡を吹いている、などなど。
  • 【原因】:気温の高い場所で長時間いた。亀は変温動物なので、自分で体温を調整することが出来ないんです。
  • 【対処法】:日光浴の時に出しっぱなしにしない。適切な水温で飼育する。このあたりは下記の記事で具体的な方法を紹介しています。

参考記事

おしまい。