亀を飼っているんだけど、水温ってどれぐらいにすればいいの?何度までとかって目安はあるの?
⬆このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、亀を飼育して15年ほど。今までに亀の水温を試行錯誤して、適切な温度を発見しました。
そんな私が、亀の水温の具体的な目安について解説していきます。
1分で読めますお。💁
亀に適切な水温とは?【決まりはないけど目安はある】
まず結論からいうと、亀の水温は15~25℃程度にすればOKです。
少しぬるいという感じが一番いい温度
水温は15~25℃という温度は、手で触ってみると分かりますが、「少しぬるい、少し温かい」という感じです。
逆にこれ以上の温度でも、これ以下の温度でもダメということですね。
亀は変温動物、水温で体温が変化する
亀は変温動物という生き物です。
これは周りの温度に合わせて、自分の体温も変化させるという特徴ですね。
水温が低すぎると亀も一緒に体温が下がるので、身体は冬と勘違いしてあまりエサを食べなくなります。
逆に水温が暑すぎると、体温も上がりすぎて身体に良くないです。
一番いいのは、ぬるいという15~25℃ぐらいの温度ということですね。
補足:夏場は少しぐらい冷たくてもOK
夏場だけ限定で、少しぐらい水温が冷たくても大丈夫です。
これは夏場は気温が高いので、ぬるい水を入れてもすぐに温まってしまうからですね。
なら最初から少し冷たい水を入れといて、水が熱くなるまでの時間を稼ごうという作戦です。
水温の目安としては、「ぬるい寄りの冷たい」という感じにすればOK。
亀の水温の変化を見抜く方法
亀の水槽にぬるい水を入れたとしても、時間が経てば水温が変化して適切ではなくなってきます。
そういうときは、どのような方法で水温の変化を見抜けばいいのでしょうか?
亀が暴れだす
亀が暴れるということは、なにかストレスを感じることがあるということです。
水が汚い・お腹が減った・運動をしたい、などなど例を上げれば切りがないですが、その中に水温が適切ではない場合が含まれています。詳しくは下記の記事でまとめているので、そちらをどうぞ。
» 参考:亀がたまに暴れるけどなんで?原因と正しい対処法を紹介
水温計を使うのもおすすめ
亀の水温を調べる方法として一番適切で便利なのが、水温計を使うことですね。
水温計にゴムが付いているので、水槽のはじにでも付けておけば、いつでも水温の変化を見ることができます。
一つ買えば何年も使い続けることができるので、かなりコスパがいいです。
補足:亀の水に関するほかの疑問
亀の水換え、カルキ、汲み置き水などの疑問は、亀の水換えについての記事!頻度や水の種類について解説に書いています。
また、亀の冬の時期の水換えや世話については、亀の冬の過ごし方について【春がくるまでの世話の方法】で詳しく解説しています。合わせて読んでみると尚良いですね。
亀に関するさまざまな疑問
上記で説明した亀の水温以外にも、亀に関する疑問はまだたくさんあるとおもいます。
エサ・ストレス・病気などなど、例を上げたらきりがないですね。それらは下記の記事でまとめているので、そちらをどうぞ。
» 参考:亀の飼育方法の全て。飼育歴15年の集大成です【永久保存版】
まとめ
それでは本記事のポイントをまとめます。
- 亀の水温は15~25℃の「少しぬるいが少し温かい」という感じがベスト
- 夏場は最初から少し冷たい水を入れて、水が温まるまでの時間稼ぎをするやり方もある
- 亀が暴れだすなどの行動をよくチェックして、水温の変化を見抜く。場合によっては水温計を使うのもアリ。
亀の水温はホントに大事で、夏場は水が暑くなりすぎて亀がぐったりしたりする事があります。
こまめに水温のチェックをしながら、亀を飼うようにしましょうね。
おしまい。💁