美濃囲いの組み方には2種類あります!【それぞれの特徴も紹介】

美濃囲い囲い
スポンサーリンク

こんにちわ、将棋中毒のかめ男です。
自分の家には将棋の本が60冊以上あって、いつも暇があれば読んでいます。

みなさんは美濃囲いの組み方が2種類あることを知っていますか?
それぞれの組み方にメリット・デメリットがあり、場面によって使い分けなければなりません。

そこでこの記事では、2種類の美濃囲いの組み方について詳しく解説していきます。

先に片美濃囲いに組んでから玉を移動させるやり方

▲2八銀からの美濃囲い

これは先に▲2八銀と片美濃囲いを作ってから玉を囲いにいくというやり方です。美濃囲いに組むまでに6手かかりました。

このやり方には1つ気をつけなくてはならない事があって、角交換をしている局面でこの組み方をしてしまうと、相手に△2八角と打たれてしまうということです。

あとこの組み方には、囲いの自由度が低いという特徴もあります。
先に▲2八銀としているので、ここから穴熊や金無双などの他の囲いはできなくなります。

局面によっては3九玉型の美濃囲いも有効!

場合によっては▲3九玉のままで美濃囲いに組むというやり方もあります。
これは玉が1段目にいて縦からの攻めに強いので、相手が左美濃などをやってきた時に有効的な組み方です。

玉を▲2八に移動させてから美濃囲いに組むやり方

玉から移動の美濃囲い

画像では玉を▲4八玉~▲2八玉と移動させてから▲3八銀、▲5八金として美濃囲いに組みました。

美濃囲いに組むまでに7手かかっているので、先に▲3八銀とする組み方と比べて1手遅く組むことになります。しかしこの組み方には目立った弱点はなく、非常にオススメの組み方です。

囲いの自由度もあるので、途中から▲1八香~▲1九玉と穴熊に組んでもよし、相振り飛車では▲2八銀から金無双に組むこともできます。

場合によっては▲3八玉と玉を移動だけさせて戦うとこもできます。最近振り飛車を指し始めて美濃囲いのことはあまり詳しくない人や、将棋初心者の人にはこの組み方が非常にオススメなので、ぜひ試してください。