高い声を出したくてミックスボイスの練習をしてるけど、なかなか出来ない。具体的にミックスボイスを出すにはどうすればいいか、コツや感覚も知りたい…
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、ミックスボイスを習得して1年ほど。昔は高い声なんて絶対に出せなかったけど、今はミックスボイスでミスチルの曲を余裕で歌えるまで成長。
このような背景のある私が、「ミックスボイスの出し方&コツ」を紹介します。
専門用語を使わないで、初心者でも分かりやすく解説しています。
2分程度で読める内容です。
ミックスボイスの出し方!初心者でも絶対にできる方法を紹介
それでは、ミックスボイスについて解説していきますね。
ミックスボイスとは何か?
ミックスボイスを分かりやすく言うと、地声と裏声を同時に出した声です。
よく歌手などで、地声に聞こえるけど、すごい高い声が出ているという事がありますよね。あれがミックスボイスです。
ミックスボイスの特徴として、高音でも地声らしく歌えるというのがあります。
高い声を裏声だけで出してしまうと、「キンキンとした声」「か弱くて頼りない声」という感じになってしまいます。
逆に地声で高音を出しても、「無理をしてるつらい声」「ダメ声」になってしまい、これではあまり聞いていて気持ちよくないですね。
ミックスボイスは地声と裏声と同時に出すことで、地声のように力強く、しかも裏声のようなキレイな高音を出すことができます。
ミックスボイスを出すには、「地声」と「裏声」をマスターすることが大事
上記でも説明したとおり、ミックスボイスは地声と裏声を同時に出すことで出来るようになります。
これは逆に考えると、地声と裏声のできない人は、ミックスボイスができないということですね。
地声だけできても、裏声だけできてもダメで、両方バランスよく出来ることが重要です。
地声と裏声については、下記の記事で詳しく解説しているので、そちらをどうぞ。
ミックスボイスの出し方とコツ
ミクスボイスを出す感覚は、人によって違うと言われています。
これは、体の作りも喉の形や大きさも人によって違うので、ミックスボイスの出し方も人ってバラバラということです。
なのでミックスボイスを出来るようになるには、個人で試行錯誤しながらするのが、一番の練習方法なんですよね。
私も「河原で叫んでみたり」「ひたすら地声で高音を出したり」など、いろいろ試していくことで、ミックスボイスを出来るようになってきました。
これでは出来るようになるまで、いろいろ不安だと思うので、参考までに私のミックスボイスの出し方とコツを紹介しますね。
私のミックスボイスの出し方はこんな感じです
私のミックスボイスの出し方はこんな感じです。
- 最初は裏声の喉の形で声を出す
- 裏声の形のまま、徐々に地声を加えていく
- 地声と裏声をバランスよく出すことで、ミックスボイスの完成
こんな感じですね。それでは順番に説明していきます。
最初は裏声の喉の形で声を出す
私は裏声の喉の形からスタートするようにしています。
その理由は、地声の方が筋肉の力が強く、裏声の筋肉は力が弱いです。
筋肉の強い地声からスタートすると、後から繊細な裏声をコントロールするのはどうしても難しくなってしまいます。
逆に筋肉の弱い繊細な裏声から始めることで、すんなりミックスボイスを出すことができます。
裏声の形のまま、徐々に地声を加えていく
裏声の喉の形にしたら、そこに少しづつ地声を混ぜていきます。
上記でも話したとおり、私は地声の筋肉のほうが強く、裏声の筋肉は少し弱いという感じです。
なのでミックスボイスを出すときには、裏声の筋肉に合わせて、地声の筋肉を使います。
どちらかの力が強くてもダメで、5対5のバランスが大事ですね。
喉の筋肉の強さは人によっても違くて、裏声のほうが筋肉のある人もいれば、私のように地声の筋肉が発達している人もいます。
裏声が得意な人は、最初は地声の喉の形からスタートして、徐々に地声を加えるスタイルがいいかもしれません。
地声と裏声をバランスよく出すことで、ミックスボイスの完成
地声と裏声を5対5のバランスよく出すことで、ミックスボイスが出せるようになります。
この時に意識していることは、裏声を出すことです。
私は裏声の力が弱いので、気を抜くとすぐに地声と裏声のバランスが崩れてしまうからです。
逆に地声のほうが苦手の人は、ミックスボイス中は地声をより意識するといいでしょう。
ミックスボイスを習得するまでの期間
ミックスボイスを習得するまでにかかる大体の期間は、
半年~1年ぐらいです。
これは、地声と裏声をある程度マスターできるおおよその期間が、半年~1年ぐらいだからです。
参考:ミックスボイスを習得できる期間は、半年~1年ぐらいが目安!
もちろん地声と裏声を習得したからといって、ミックスボイスを出せるようにはなりませんが、土台は出来たことになります。
土台が完成すれば、ミックスボイスが出来るようになるまでは時間の問題です。
私は地声と裏声をある程度できるようになって、約2週間程度でミックスボイスを出せるようになりました。
発声練習をすることで、ミックスボイスの感覚は掴みやすくなる件
あなたが発声練習をしないでミックスボイスの練習をしていたら、それはかなり勿体無いことをしています。
私の感覚では、発声練習をすることで、ミックスボイスの感覚は2倍ぐらい掴みやすくなります。
ミックスボイスの習得の鍵は、発声練習と言ってもいいぐらいです。
鼻腔共鳴はミックスボイスに必要ないから練習しなくていいよ
ハッキリ言って、鼻腔共鳴とミックスボイスは全く関係ないです。
私は重度の鼻炎で、一年中鼻が詰まっている状態ですが、ミックスボイスが出せています。
鼻腔共鳴を練習している時間があるなら、少しでもミックスボイスの練習をしたほうが有意義ですね。
参考:ミックスボイスに鼻腔共鳴とか必要ないですよ!やるだけムダな件
まとめ
それでは、本記事の内容をまとめますね。
- ミックスボイスとは、地声と裏声をバランスよく出すこと
- ミックスボイスを出す感覚は人によって違うので、個人で試行錯誤する必要がある
- ミックスボイスの習得までの期間は、半年~1年ほど
ミックスボイスの練習は、とにかく続けることが1番大切です。最初は変な声になるし、全然出来なくて絶望するかもしれません。
それでも頑張って半年~1年ぐらい続けることで、ミックスボイスを出せるようになります。
おわり。