裏声がうまく出せなくて困っている。裏声を出そうと思っても、かすれたり、裏返ったりする。なにか裏声をうまく出せるやり方を知りたい。
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、ミックスボイスをマスターして1年ほど。地声や裏声はもちろん出来るし、昔では無理だった声の高い歌も、ミックスボイスで軽々できるレベル。
このような背景のある私が、「ミックスボイスの習得に必須である、裏声のやり方&コツ」について解説していきます。
この記事では専門用語をまったく使わないで解説しているので、初心者でも安心して読むことができます。
1分程度で読める内容です。
そもそも裏声とはなにか?
裏声とは、喉仏を上げることで出せる高い声のことです。
裏声の特徴
裏声の特徴はこんな感じですね。
- か細い
- どこか頼りない
- でも透き通っていて綺麗な声
なぜミックスボイスで裏声が必要なのか?
「高い声の歌を歌うなら、裏声を使えばいいじゃない」と思うかもしれませんが、これは間違いです。
上記でも説明したとおり、裏声は高い声が出るかわりに、繊細で頼りない声になってしまいます。
これでは歌にカッコがつかないし、どこか魅了が足りない感じになります。
逆に地声の場合は、ドカンとした頼りがいのある声のかわりに、高い声が出にくい特徴があります。
でもあら不思議、地声と裏声を混ぜることで、ガッツのある高い声が出るのです。
これが、ミクスボイスということです。
裏声をマスターする具体的なやり方
裏声を使いこなす方法は、1つしかありません。
それは、とにかく裏声で歌を歌いまくることです。
裏声を使いまくることで、筋肉は鍛えられる
筋肉は使い続けることで、発達して大きくなります。
これは喉の筋肉でも同じことで、最初は裏声をうまく出せなくても、やり続けることで次第に筋肉は成長していきます。
最初は出来なくても、とにかく続けることが大事
裏声が出せないからって、途中で諦めたら絶対に出せるようにはならないですよ。
最初はニワトリが首を絞められたような声になるかもしれませんが、それで大丈夫です。私も最初はそうでした。
そのニワトリのような声でも続けることによって、
- すごいニワトリ
- 少しニワトリ
- 少し人間
- かなり人間
こんな感じで、徐々に変化していきます。継続は力なりですね。
どれぐらいの期間練習すれば、裏声をマスターできるの?
人間の喉は人によって違うので、「これぐらいすればOK」と断定はできませんが、
大体2~3ヶ月は練習すれば大丈夫だと思います。
昔の私は高い声どころか裏声にも無縁な人間でしたが、2ヶ月も練習をすれば、裏声をマスターすることができました。
とにかく続けることが大事ですね。1日15分しか練習を出来なくても、毎日することでかなり違ってきます。
おわり。