ミックスボイスを練習しているけど、うまく出来なくて悩んでいる…。なにが原因で出来ないのか知りたい。
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、ミックスボイスをマスターしてはや1年ほど。昔は高い声を出そうとすると、ニワトリが首を絞められたような声になったけど、今はミスチルの曲を余裕で歌っている感じ。
このような背景のある私が、「ミックスボイスが出来ない原因」について解説していきます。
ミックスボイスができないのは発声練習をしてないのが原因な件
まず初めに、結論から言いますね。
ミックスボイスができない原因は、発声練習をしていないからかもしれません。
ギクッとなったそこのあなた、絶対にミックスボイスの練習をする前に、発声練習をしていないでしょ?笑
発声練習を甘く見ていた昔の自分
ミックスボイスを習得する前の昔の私は、発声練習をかなり甘く見ていました。
「発声練習?そんなのプロとかがすることでしょ?ミックスボイスに関係あるの?」って感じです。
当然そう考えているので、発声練習なんかしないでひたすらミックスボイスの練習をしていました。
でも一向にミックスボイスは出来るようになしません。地声寄りでやっても、裏声寄りでやっても、ミックスボイスの感覚はまったく掴めませんでした。
発声練習をした後では、喉の調子が違いすぎる
ある日私は、ミックスボイスの練習をする前に、それほど声の高くない軽めな曲を数曲歌っていました。
財津和夫の「切手のないおくりもの」とか、KANの「愛は勝つ」とかですね。
そして、その後にミックスボイスの練習をしたら、いつもとは全く違いました。
声が出しやすいとかのレベルを超えて、ミックスボイスの感覚が掴めまくれる笑。
喉に力を抜いた状態でも高音は出るし、喉が枯れるということは一切なかったです。
今でも発声練習をしないとミックスボイスはキツイ
ミックスボイスを完璧に習得できた私でも、発声練習をしないでするとなると、少しキツイとことがあります。
感覚は分かっているのでなんとか出来ますが、1曲~2曲で喉がガラガラになってしまいますね。
ミックスボイスの感覚がわからない初心者の方なら、なおさら大変だと思います。
ミックスボイスの習得の鍵は、発声練習ですね。
具体的な発声練習のやり方
具体的な発声練習のやり方は、こんな感じですね。
- 鼻歌や声出しを10~20分ぐらいする
- 喉仏を上下させたり、喉に力を入れる・抜くを10分程度する
- 軽めの曲を数曲ぐらい歌う
上2つは面倒くさいと思うので、特別やらなくてもいいですね。
一番楽しくてラクなのは、「軽めの曲を数曲ぐらい歌う」ことです。自分の好きな曲を歌うことが発声練習になるなら、こんなラクなことはないでしょ。
ただし、声の高い歌とかはダメですよ笑。あくまで発声練習なので、自分が歌っていて辛くない曲を選びましょう。
ただし、ある程度喉に筋肉がある人に限っての話
上記では、発声練習をしたらミックスボイスの感覚が掴めると言いました。
それはある程度、「地声」と「裏声」ができる人という話です。
ミックスボイスは、地声と裏声を混ぜることで出来ます。
これは言い方を変えると、「地声と裏声をバランスよく出せる喉の筋肉がある人がミックスボイスが出来る」ということです。
筋肉のない人が準備運動をしたからといって、いきなり重いダンベルを持てたりはしないですよね。
それと同じで、いくら発声練習をしたからといって、いきなりミックスボイスの感覚は掴めるようになりません。
地声と裏声を出せる筋肉を鍛えることが大事なんですよね。
まとめ
それでは、本記事の内容をまとめますね。
- ミックスボイスの習得の鍵は、発声練習な件
- 発声練習をした後では、ミックスボイスの感覚が掴みやすくなる
- 発声練習のおすすめは、軽めの曲を数曲歌うこと
おわり。