爬虫類と両生類の違い?たしか亀が爬虫類で、、、ん?カエルって両生類?爬虫類だっけ?ヤモリって、、、あれ、違いがイマイチ分からない、、、
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、亀を飼育して15年、夏になるとオタマジャクシを必ず取ってくる、いままでにヤモリ、イモリ、ウーパールーパー、トカゲなどを飼育してきたなど。
こういった経験がある私が、「爬虫類と両生類のかんたんな見分け方」について紹介していきます。
爬虫類と両生類の違いってなに?簡単な見分け方を紹介
爬虫類と両生類を見分けるコツは、以下の3つがあります。
- 身体の見た目からして違う
- 卵で違いを見分ける
- 住む環境が異なる
それでは順番に説明していきますね。
爬虫類と両生類の違い:身体の見た目からして違う
爬虫類と両生類は、身体の造りからでもハッキリ違いが分かります。
基本的に爬虫類は、身体を鎧のようなもので覆われています。ワニやトカゲ、ヘビの場合はウロコで、亀の場合は甲羅ですね。
対して両生類の場合は、身体がヌルヌル湿っていて、全身を覆う鎧のようなものはありません。カエルをイメージしてもらったら分かりやすいと思います。
カエルはウロコがなくて、触ると湿っているから両生類。こんな区別の仕方です。
よくある間違いとして、ヤモリとイモリの違いが分からないという人ですね。
ヤモリはウロコがあって屋根裏などで見かけるから爬虫類、イモリは身体にウロコがなくてヌルヌルしているから両生類。こうやって区別していけば簡単です。
爬虫類と両生類の違い:卵で違いを見分ける
爬虫類と両生類の違いは、卵でも簡単に区別できます。
殻がついている卵は爬虫類、ヌルヌルしていて水辺にあるのは両生類。こんな感じです。
亀やトカゲの卵って殻がついていて硬くて、対してカエルの卵は、タピオカみたいにドロドロしています。そう考えると、爬虫類であるヘビやワニの卵も殻があって硬いということが分かりますね。
爬虫類と両生類の違い:住む環境が異なる
爬虫類は乾燥に強い特徴があるので、基本的にどんな環境でも生きていけます。砂漠に住むトカゲや、屋根裏に潜んでいるヤモリとかがいい例です。
両生類の場合は、乾燥にとても弱いので、水がある場所でしか生きていけません。カエルやイモリ、ウーパールーパーもみんな水辺で暮らしていますね。
外国には砂漠に住む「ナマカフクラガエル」というカエルがいますが、あれは特殊です。基本的にカエルは乾燥に弱い生き物なので、水辺で暮らしています。
まとめ
本記事の内容をまとめますね。
- 身体がウロコや甲羅などの鎧で覆われているのは爬虫類、湿っていてウロコなどが無いのが両生類
- 爬虫類の卵は殻があって硬い、両生類の卵はタピオカみたいにドロドロしている
- 爬虫類は乾燥に強くてどこでも暮らせるが、両生類は乾燥にすこぶる弱いので、水辺で生活する
この3点を理解することで、あなたも爬虫類と両生類の違いはマスターできます。
おしまい。