趣味で将棋をしてるんだけど、負けてばかりでなかなか強くなれなくて悔しい!本で勉強したいけど、どれを読んだらいいか分からない…。なにかおすすめの本ってないの?
このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 将棋の本で効率よく棋力UPする方法
- おすすめの将棋本を25冊紹介
この記事を書いている私は、小学校から10年以上将棋をしている将棋キチガイ。平日でも1日3時間以上するのは当たり前、仕事の休みの日は1日に5時間以上は将棋を指しまくっています。
ちなみに、今までに将棋の本を100冊以上は買って勉強してきました笑。
⬇下の画像は私が持っている一部の本です。ざっと50冊はありますね。
そこで今回は、絶対におすすめしたい将棋の本を25冊に厳選して紹介します。初心者から上級者までタメになる本なので、ぜひ参考にしてみてください。
将棋の本で効率よく棋力UPする方法
結論は以下の3つです。
- 実際に将棋盤に並べてみる
- 暗記ではなく理屈を覚える
- 繰り返し読み返す
実際に将棋盤に並べてみる
「本を読んで大体の手順を覚えたら終わり!」というのでは少しやり方としてはもったいないです。
自分では覚えたと思っていても、実践になる全く覚えていなくて落ち込んだという経験は、将棋を指している人なら誰もがしたはずです。
なので本を読みながら、実際に将棋盤に並べて覚えるのがいいんですよね。少し面倒くさいのですが、将棋を強くなるための一番の近道なんですよね。
暗記ではなく理屈を覚える
「将棋の定跡や手筋を本で丸暗記したら早く強くなる」と思うかもしてませんが、それは間違いです。
実践では本で紹介されていた手順通りになることはまずないし、少しでも覚えていたことから外れたら、途端に分からなくなるんですよね。
なので解決法としては、「なぜそう指すのか?」という理屈を覚えることです。
そうすれば本で紹介されていた手順から外れても大丈夫だし、自分で考えて臨機応変に対応することができます。
繰り返し読み返す
本を1回読んだだけで全てを理解するのは難しいです。
理想としては本がボロボロになるほど、手垢まみれになるほど読み返すことですね。
何度も本を読みながら将棋盤で並べて、忘れてはまた覚えて、それを繰り返すことでやっと理解できるようになります。
通勤時間やちょっとしたスキマ時間に本を読んで、脳内でイメージするのもおすすめのやり方ですよ。つまり死ぬほど読むことですね。
絶対におすすめの将棋の本25選【最速で棋力UPする道のり】
以下のジャンルごとに紹介していきます。
それでは見ていきますよぉ~!
定跡の本
ひと目の角換わり(難易度:★☆☆☆☆)
角換わりの基本的な定跡、手筋、仕掛けが学べる本です。
1問1答えるで書かれているので、本を読むだけでサクサク覚えることができます。
最新棒銀戦法(難易度:★★★☆☆)
棒銀について網羅的に解説しています。
これさえ読めば棒銀の狙い、仕掛けが学ぶことが出来ますね。
右四間で攻めつぶす本(難易度:★☆☆☆☆)
対四間飛車、対矢倉、プロレベルの右四間飛車と幅広く解説しています。
これさえ読めば右四間飛車の基本はマスターできます。
四間飛車を指しこなす本〈1〉(難易度:★☆☆☆☆)
少し古いですがド定番の四間飛車の本です。
対右四間飛車以外の急戦対策は全て解説していますね。
角交換四間飛車を指しこなす本(難易度:★★☆☆☆)
角交換振り飛車の独特な指し方を解説した本。
この本を読めば、振り飛車の戦い方の幅がかなり広がります。
相振り飛車を指しこなす本〈1〉(難易度:★★☆☆☆)
基本的な向かい飛車で相振り飛車の戦い方を解説しています。
相振り飛車の独特な攻め、受け、間合いが学べます。
手筋の本
木村一基の初級者でもわかる受けの基本(難易度:★★☆☆☆)
少しめずらしい、将棋の受けについて書かれた本です。
1つの問題に対して5~6ページほど解説しているので、かなり深く学べます。
将棋・ひと目の手筋―初級の壁を突破する208問(難易度:★☆☆☆☆)
攻めや受け、必死や詰めろ、囲い崩しの手筋が紹介されています。
基本的な手筋から少し複雑な手筋まで紹介されているので、これ1冊で応用が利きます。
羽生の法則1(難易度:★☆☆☆☆)
ド定番の、歩・金銀の手筋を解説した本。
実践で現れやすい手筋を紹介しているので、棋力UPに繋がりやすいです。
羽生の法則2(難易度:★☆☆☆☆)
こちらもおすすめ。上記の続きの本。
桂香・角飛&玉の受けや逃げ方などを網羅的に解説しています。
手筋を覚える問題集196問(難易度:★★★☆☆)
主に中盤で現れやすい局面の手筋を紹介した本。
手筋を覚えるというより、問題を解くという内容に近いですね。
詰将棋の本
1手詰ハンドブック(難易度:★☆☆☆☆)
まず1手詰めさえできなければ勝負になりません。
いろんな種類の1手詰めが紹介されているので、終盤の基礎トレーニングにもなります。
3手詰ハンドブック(難易度:★★☆☆☆)
こちらも定番ですね。
始めの問題は比較的簡単で、だんだんと難しくなる内容。サクサク読めます。
5手詰ハンドブック(難易度:★★☆☆☆)
これもド定番の本。
3手詰ができるようになれば、次は5手詰めにもチャレンジしましょう。
5手詰将棋(難易度:★★★☆☆)
実践的な問題が紹介されている5手詰の本です。
実際に現れやすい局面で問題を作っているので、終盤力UPしやすいです。
必死&詰めろの本
精選必至200問:実戦的な傑作問題集(難易度:★★☆☆☆)
実践で現れやすい局面で作った必死問題の本です。
終盤の囲いが崩れた形の局面などを問題にしていますね。
寄せが見える本(難易度:★★☆☆☆)
こちらも超ド定番の必死の本です。
1問ごとに細かく長文で解説しているので、しっかり理解しながら学べます。
寄せが見える本〈応用編〉(難易度:★★★☆☆)
こちらは上記のレベルアップ版の本です。
主に中段玉の必死や、高度な終盤の寄せなどを解説しています。
難易度は少し高めですが、そのぶん理解すれば終盤力は飛躍的に上がる内容ですね。
寄せの手筋200(難易度:★★★☆☆)
いろんな寄せパターンを200問紹介している本。
終盤力に自身がない人や、最後で逆転負けをしてしまう人におすすめの内容です。
詰めろ将棋(難易度:★★☆☆☆)
1問1答で分かりやすい「詰めろ」の本です。
詰めろをかける問題と、詰めろを逃げる問題の2パターンが紹介されています。
囲いの本
佐藤康光の実戦で使える囲いの急所 (難易度:★☆☆☆☆)
居飛車や振り飛車のさまざまな囲い崩しの手筋が紹介されています。
実践型で囲い崩しの問題を作っているので、使う頻度がかなり高いです。
美濃崩し200(難易度:★★★☆☆)
美濃囲い崩しに特化した本。
横から縦から斜めから端から、美濃囲いをボコボコにする手順が分かります。
必修! 穴熊戦の絶対手筋105(難易度:★★☆☆☆)
穴熊の受けと攻めの手筋が学べます。
穴熊をしてもうまく対応できなくて負けてしまうという人におすすめの本。
美濃囲いを極める77の手筋(難易度:★★☆☆☆)
とにかく美濃囲いの受けについて書かれた本。
あらゆる美濃囲い崩しからの対処法が書かれているので、振り飛車党で美濃囲いが好きな人なら必読の内容ですね。
穴熊囲いを極める77の手筋(難易度:★★☆☆☆)
こちらは上記の穴熊編の本ですね。
穴熊の受け方だけを解説した本なので、全てを理解すれば鉄壁の囲いになります。
おしまいです。゚💁