
亀を外で飼おうか悩んでいる。亀の屋外飼育ってなにか気を付けることっているの?
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、亀を飼育し始めて15年ほど。長く飼育するうちに、亀のことについて詳しくなってきた。
このような背景のある私が、「亀の屋外飼育」について解説していきます。
1分で読める内容です。
亀の屋外飼育はあまりおすすめしない理由
私が亀の屋外飼育をおすすめしない理由としては、以下4つの理由があるからです。
- 理由①:外敵に襲われる可能性
- 理由②:日射病で逝く可能性がある
- 理由③:外はいろいろと汚い
- 理由④:脱走するとまた見つけるのが困難
それでは順番に説明していきますね。
理由①:外敵に襲われる可能性
亀を屋外飼育することで、外敵から襲われる可能性がかなり高くなりますね。
- カラス
- スズメ
- ネズミ
- ヘビ
- 昆虫
- イノシシ
- ネコ
上記の生き物に注意が必要ですね。
ヘビやイノシシなどは都会ではあまり見かけませんが、田舎では1日3回は見るぐらいたくさんいます。
都会にもカラスやネコという亀にとって恐ろしい外敵がいるので、安心はできないですね。
ちなみに私の住んでいる町には、よく熊が出没します笑。
理由②:日射病で逝く可能性がある
亀は長い時間、直射日光を当たることで、日射病で死んでしまうことがあります。
人間も同じですよね。ずっと日光に当たる→身体の体温が上がり続ける→めまいや頭痛、立ち眩みが起こる→意識不明→そのままお亡くなり、、、という王道の死亡ケース。
「じゃあ日陰を作ればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、これも少し間違いです。
たしかに何かで日陰を作れば大丈夫なのですが、太陽は時間によって位置が変わるので、完全な日陰を作るのは少し難しいです。
一番安全なのが、ずっと安定の日陰である室内で飼うことですね。
理由③:外はいろいろと汚い
私の感覚ですが、亀を屋外飼育することで、水槽の水が汚れるスピードが2~3倍は早くなると思います。
花粉の季節になると水槽の水は真っ黄色になるし、秋になると枯れ葉まみれになります。
しかも夏の場合は、虫の死骸やらタンポポの綿毛やらで、水槽がエライことになります。
私は亀の屋外飼育をしたことがありますが、あまりにも水槽の水が汚れるのが早すぎて、1日でやめました笑。
理由④:脱走するとまた見るけるのが困難
これが一番の理由ですね。
亀は思った以上に力が強いです。私が飼っているクサガメは、自分の身体ぐらい高さのある水槽を、腕の力だけで登ろうとします。
「水槽に高さがない&大きな石や陸地がある」こんな状態なら、完璧にアウトですよ。100%亀に脱走されます。
家の中で逃げられるのならまだいいのですが、外の場合はかなりヤバイですよ。
途中で車に轢かれるかもしれないし、ネコなどの動物に襲われるかもしれない、、、
亀の安全のためにも、家の中で飼うのが一番おすすめですね。
柵や囲いは必ずしも安全とは言えない
柵や囲いをすれば、ネコやカラスから亀を守れるかもしれませんが、それだけでは100%安全とはいえないです。
風やカラスなどが原因でバリケードを壊されるかもしれないし、たとえ壊されなくても、ネズミやハチなどの小さな外敵から身を守ることは難しいです。
囲いで完全に塞げば日光浴ができなくなるし、少しの隙間があれば、虫の死骸や花粉などで水が汚れてしまいます。
まとめ
亀を屋外飼育することで起こりうること⬇
- 外敵に襲われてしまうかも
- 日射病で死んでしまうかも
- 外の汚れで水槽の水がエライことになるかも
- 亀が脱走して行方不明になるかも
亀を外で飼うのは絶対にダメということではないですが、上記の危険性があるということです。
水槽を外に置くことで部屋が広くなるというメリットもありますが、反対にそれ相応のデメリットもあるということですね。
以上、かめ男の「亀を屋外飼育する奴はバカ、おとなしく室内で飼っとけや!」という話でした。