亀をペットで飼おうか悩んでいる。実際に買ってみると、どんな感じなのか知りたい。飼いやすい亀・おすすめの亀を知りたい。
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いている私は、亀を飼育して15年ほど。亀の生態から飼い方まで、亀のことならほぼ知り尽くしています。亀のほかにも、イモリ・カエル・トカゲ・昆虫・魚などを飼育した経験があります。
このような背景のある私が、「亀をペットで飼うのに向いている人や性格」について紹介していきます。
3分程度で読み終わる内容なので、参考にしてみてください。
亀をペットとして飼うのに向いている人・性格とは?
それではまず最初に、「こんな人は亀をペットで飼うのはあり!」というのを紹介していきます。
生き物が好きな人
生き物が好きな人は、亀を飼うのはもちもんありだと思います。逆になんで今まで亀を飼っていなかったの?ってレベルですね。
亀を飼うことで、日常が飛躍的に楽しくなります。エサをあげ忘れたら大騒ぎするし、水が汚れても騒ぎまくって「水を換えろー!」と騒ぎます。
亀は自分が満足すると、目をつぶって寝たり、飼い主に甘えてきたりします。まるで小さな赤ちゃんを飼っているかのような感じですね。
下記の記事でも亀の飼育の楽しさを紹介しています。あわせてどうぞ。
水槽の掃除などが苦にならない人
亀は1日に数回水を交換しなくてはなりません。汚い水のままだと、病気になったり、脱水症状になったりしますからね。
亀の水換えは1日に何回すればいいの?大体の目安は?でも書いていますが、特に夏場はエサをもりもり食べるしフンもたくさんするので、1日に2~3回は水を交換します。
たしかに水換えは大変で面倒くさいですが、それを気にしないで出来る人は、亀を飼うのはありだと思います。
亀をペットで飼うのに向いていない人
次は、「亀を飼うのに向いていない人」を紹介します。
生き物が嫌いな人
生き物が嫌いな人は、亀を飼うのは絶対におすすめしません。
亀の寿命ってどれぐらい?【ミドリガメとクサガメの場合】でも解説していますが、亀はビックリするぐらい長生きです。
ペットショップで売られているあの小さな亀が、普通に30~40年以上生きることもあります。
生き物が嫌いなのに、なんとなく軽い気持ちで亀を飼ってしまうと、あとあと亀を飼うのが辛くなってしまいますよ。最悪の場合は、池に亀を逃がすということにもなりかねません。
亀を触れない人
亀を素手で触れない人も、あまり飼うのに向いていませんね。
亀を世話するとどうしても、素手で触らなくてはいけない時がきます。亀の甲羅をブラシでこする時だっり、水換えのときで、亀を水槽から出す時だったり…。
「そういう時は家族か誰かに手伝ってもらう」と考える人もいるかもしれませんが、亀はあなたが自分のことを、どこか嫌がっているということを分かっています。
なので、亀はあなたになつくことは絶対にないです。そんな状態では飼っていても楽しくないですよね。
めんどくさがりな人
めんそうさがりな人も、亀を飼うのは向いていませんね。
亀がたまに暴れるけどなんで?原因と正しい対処法を紹介でも説明していますが、亀はちょっとした事でも大騒ぎする生き物です。
腹が減ったり、水が汚れた時はもちろん騒ぎますが、水の温度に不満があっても騒ぐときがあります。
しかもちょっとしたストレスが原因でエサを食べなくなったり、体調を崩したりします。部屋が明るくて寝れなかったり、運動不足だったりですね。
多少は生活を亀に合わせないといけないので、めんどくさがりな人には少し苦痛かもしれません。
飼いやすいおすすめの亀を紹介
それでは次は、飼いやすいおすすめの亀を3選紹介していきます。
クサガメ(別名:ゼニガメ)
- 寿命:30~40年ほど
- 性格:おとなしくて甘えん坊
- 値段:1000~1500円程度
クサガメは初心者でも飼いやすいおすすめの亀です。性格は非常におとなしくて、私はクサガメを15年飼っていますが、一度も噛まれたことがありません。
子供のころはゼニガメと呼ばれていて、成長した大人がクサガメと呼ばれていますね。値段も1500円程度と手頃に買えるので、亀に興味がある人にはぴったりです。
ミドリガメ(別名:ミシシッピアカミミガメ)
- 寿命:30~40年ぐらい
- 性格:少し凶暴だけど、ツンデレ
- 値段:1000円程度
ミドリガメもクサガメと同じで、30年から40年は余裕で生きますね。性格は少しだけきかないけど、たまに甘えてくるツンデレ野郎です。
アメリカのミシシッピ州で生まれて、耳のところが赤いので、ミシシッピアカミミガメと呼ばれています。
成長すると、最大28cmぐらいの大きさになるので、飼うとなると少し大きな水槽が必要になります。
リクガメ
- 寿命:20~50年ほど
- 性格:比較的おとなしい
- 値段:6000~15000円ぐらい
ペットショップで売られている小さなリクガメの場合は、20年から50年は生きると言われています。大型のリクガメとなると、100年以上も生きる種類もいます。
値段は6000~15000円ぐらいと少し高いのが特徴です。しかしリクガメの場合は水中で暮らしていないので、水換えや掃除などはかなり楽ですね。
しかし主食が野菜なので、食費が少しだけ高いのが難点ですね。
亀の飼育で助かる知識
次は、亀を飼育する時に助かるであろう記事をまとめました。どれも1分程度で読める内容なので、気軽にどうぞ。
おしまい。