この記事では、「亀の甲羅に苔が生えた時の対処法」について解説しています。

ウチで飼っている亀が甲羅に苔が生えたんだよね。どうすればいいのかな?

では、亀に苔が生えた時の対処法と、これからの対策について解説するね!
1分で読めますお。💁
亀に苔が生えた時の対処法と今後の対策【ツルツルな甲羅を保つ】
結論からいうと、亀の甲羅に苔が生えた時は、タワシや歯ブラシで落とすようにしましょう。
タワシと歯ブラシを用意する
タワシと歯ブラシに関しては、材質とかは特に決まりはないです。汚くなければ使い古されたやつでもOKですね。
亀の甲羅をこすってあげる
材料が準備できたら、次は亀の甲羅をこすってあげましょう。
あまり強くこすると亀が痛いので、かる~く、汚れだけを落とすようにこすりましょう。
甲羅のはじは歯ブラシでこする
亀の甲羅のはじなどは、少しくぼんでたりするので、タワシでは上手くこすれなかったりします。
そういう時は、歯ブラシの出番ですね。
シャカシャカとリズミカルかつ、丁寧にこすってあげます。
最後は手で確認する
タワシや歯ブラシでは見落としていた、落とし切れていない苔などがよくなります。
こすった後は実際に手で亀の甲羅を触ってみて、ヌルヌルしていないか確認してください。
もしヌルヌルしている場所があれば、そこはまだ汚れている場所なので、またこすります。
完成!
亀の甲羅の全てを触ってもヌルヌルしている場所がなければ、おしまいです。
最後はぬるいお湯などで甲羅を洗い流してから、水槽に戻してあげましょう。
タワシや歯ブラシでこすると甲羅に傷が付かないの?
結論からいうと、多少は傷つきます。
硬いタワシや歯ブラシを使うので、軽くこすっても傷ついてしまうのは仕方がないですよ。
しかし亀は、1年に1回脱皮をします。その時に傷ついた甲羅は全て剥がれて、元通りのツルツルの甲羅になるんですよね。
なので、少しぐらい甲羅に傷ついても別に心配する必要がないですね。
詳しくは、亀の脱皮とその重要な役割について【ペリペリ剥がそう】でどうぞ。💁
イソジンも不要です
よく亀に関するサイトや専門書などで、「亀の甲羅の苔を落とすにはイソジンをつけるべし!」と書かれています。
しかし結論からいうと、全く必要ないですよ。
タワシと歯ブラシがあれば全ての苔が落とせるし、イソジンなんか面倒くさいことをする意味がないですからね。
私は亀を15年飼ってきましたが、イソジンなんか1回も使ったことがないです。それでもゴリゴリに元気ですけどね笑。
亀の甲羅に苔を生やさない今後の対策とは
亀の苔予防としての対策は、以下の2つです。
- 日光浴を定期的にする
- 定期的に亀の甲羅をこすってあげる
日光浴を定期的にする
亀に日光浴をさせることで、苔を生えづらくさせることができます。
理想は毎日したほうがいいのですが、難しい人は3日に1回、最低でも1週間に1回は日光浴をさせましょう。
日光浴の具体的なやり方・時間などは下記の記事で詳しく解説しています。

定期的に亀の甲羅をこすってあげる
これが一番効果的なやり方ですよね。
亀の甲羅を長い間こすってなかったから苔が生えた、だから定期的にこすって苔が生える暇を与えないという感じです。
毎日やってもあまり意味がないので、理想は3日に1回がベストですね。
一週間も何もしないと、だいぶ甲羅がヌルヌルしてくるので、定期的にこすってあげましょうね。
追記:亀の世話でやることはまだたくさんある
上記で解説した亀の苔問題のほかにも、まだ亀にしなくてはいけない事はたくさんあります。
それらは下記の記事にまとめて解説しているので、そちらをどうぞ。
» 参考:亀の飼育方法の全て。飼育歴15年の集大成です【永久保存版】
まとめ
それでは本記事のポイントのまとめです。
- タワシと歯ブラシを駆使して苔を取るべし。
- 甲羅が少しぐらい傷ついても、脱皮の時に元通りになる。
- イソジンはムダだから使う意味なし。
- 日光浴をさせて、定期的に甲羅をこすってあげましょう。
こんな感じですね、おしまい。💁