雑談ってすごい難しいですよね。
いざ話そうと思っても、何を話したらいいか分からない…。やっと話し始めても一言、二言で会話は終了。あとは気まずい空気が流れるだけ…。
つい最近まで人と話すのが苦手だった私ですが、あることを知っただけで、ある程度は雑談をできるようになりました。
今回はそんな話です。
雑談が苦手な人はこんな勘違いをしています
雑談が苦手な人は、意外と知らない知識や誤解があります。
それでは、解説していきますね。
雑談=ムダ話、意味のない話
たまにこういう人がいますよね
- 会話は要件さえ伝われば十分
- 意味のないムダ話はする必要がない
確かに間違ってはいませんが、これでは相手と仲良くすることはできませんよ。
雑談は意味がないからこそする必要があります。
あなたが職場で「仕事の要件しか話さない人」と、「最近あった面白い話や自分の趣味のことを話してくれる人」、どちらと仲良くしたいですか?圧倒的に後者だと思います。
つまり、相手と打ち解けたいなら、意味のない無駄話をするようにしましょう。
雑談は場の空気を作る手段
雑談はその場にいる人達の空気を作るのに最も効果的な方法です。
ビジネスなどでも会話の9割が雑談で、要件や商談は1割と言われています。
よくお笑い芸人が空気読めよって言ってますよね。その空気を作るのが雑談です。
雑談を空気を作らないということは、地盤が不安定な場所にビルを建てるのと同じことです。
地盤がグラグラしているのにその上にビルを建てても崩れてしまいますよね。しかし、地盤がしっかりしていれば、どんなビルが建ってもある程度は安定します。
話すキッカケは挨拶+一言
「雑談が無駄話や意味のない話で、空気を作るということは分かったけど、いつ話しかけたらいいか分からない…。」
こういう人におすすめなのが挨拶+一言ですね。
例を上げるとこんな感じ。
- 「おはようございます!今日はすごい冷えますね」
- 「こんばんは!景気はどんな感じですか?」
こんな風に挨拶+何か一言を付け加えるだけで、話のきっかけを作ることができます。
話題は本当にどうでもいいことで大丈夫です。たまたま目に留まったことでも構いません。
一番大事なのは何か話しかけるということなので。
時間にして5秒~10秒程度の会話でOKです。
たった数秒のの会話でも、相手に対する感情がかなり違ってきますよ。
雑談に結論は必要ない
「雑談は結論やオチをつけて、話を綺麗に終わらせなければならない」
こんな風に思ってる人がいたら安心してください。雑談は結論もオチもなく、かなり適当で大丈夫です。
食事をしてるOLさんなどの会話を聞いてみると分かりますが、どれも一貫性のない、とっちらかってる会話をしています。
私みたいな男性にありがちな考えですが、男はどうしても会話に結論をつけたがるんですよね。
例えば、女性が車が故障したことを男性に話しかけます。
男性はどこの箇所が故障してどんな症状があるのか聞き出しますが、女性はただその故障したこと聞いて欲しいだけなのです。
結論対して反論議論していたら、それは雑談ではなく議論になってしまいますよ。
男性と女性とでは 会話の考え方が違う
女性と男性では会話に対する考え方がかなり違います。
具体的な例を挙げるとこんな感じですね。
女性
- 会話の内容に一貫性やまとまりがない
- よく話が飛ぶ
- しかも永遠に話が続く
男性
- 会話に結論やオチをつけたがる
- 話は飛ばさない
男性と女性とは同じ人間ですが考え方は全く違います。
これらを考慮して会話をしないと、とんでもないことになっちゃいますね。
雑談はちんたら話さないのがコツ
雑談はちんたら離さないで、伝えたい内容が大体話し終わったら、パパッと切り上げるのがコツです。
「雑談をしたはいいけど、どこで話し終えたらいいかわからない。早く切り上げたいけど話が続いてしまう…。」
こんな状況はまさに地獄ですよね…。
雑談は結論やオチはいらないけど、パパッと切り上げるのものです!
数秒話して「それじゃあ!」という感じで潔く去るのが、ストレスなく雑談をするコツですね。
結論=雑談は誰でもできるようになります!
上記で雑談は意味のない一貫性のない会話でOKと言いましたが、自分はそれさえも無理かもしれないと思う人がいるかもしれません。
しかし雑談は、気の利いたうまい話をしたり、会話の最後で相手を笑わせるというお笑い芸人のような会話スキルは必要ないです。
雑談は自分がどういう人間かを伝える、いわば人間同士のコミュニケーションです。
自分はあまり喋らなくて相槌だけ打っている、そんな人でも雑談が上手い人はたくさんいますから。
雑談の会話はあくまでおまけで、自分がどういう人間でどういう個性かというのを、相手とうまく触れ合うことが大切なのです。
おわりんご。