最近Blenderを始めた。レンダーエンジンに「Eevee」と「Cycles」があるけど、どちらを使えばいいの?また、それぞれの違いはなに?
このような疑問に答えていきます。
現在の私はBlender歴1年ほど。You Tubeで以下のような動画を作っている感じです。
そんな背景から、「Eevee」と「Cycles」の違いなどを解説していきます。
1分で読めますお!
【Blender】EeveeとCyclesってどちらがオススメなの?
まず結論から言うと、普通に使うならEeveeのほうが絶対に良いと思います。
Eeveeはレンダリングの速度が早すぎる
CGをある程度作り終わって、画像や動画などにすることを、「レンダリング」と言います。
私が普段Eeveeを使っていて、一枚の画像を作るのにかかる時間は、およそ1秒~2秒ほど。これが早いか分からない人もいるかもですが、異常に早いほうです。
Cyclesはレンダリングが遅すぎる件について
反対に、Cyclesはレンダリングがヤバいほど遅いのが特徴です。Eeveeと同じ内容のCGを画像にするにしても、一枚に20秒~30秒はかかります。
仮にアニメなどを作るとしたら、1万枚ほどの画像が必要になってくるので、エグいほど時間がかかるのが分かると思います。
じゃあなんでCyclesとEeveeのに種類があるの?
上記を読んだ人のほとんどが、「Eeveeが早いのは分かった。じゃあCyclesを使う意味ってあるの?」と思ったはず。
それにはある理由があります。
Cyclesはキレイにレンダリングできる
Cyclesの最大のメリットとして、すごくキレイにレンダリングができるというのがあります。
影の具合、透明感などなど、特に細かな設定をしなくても「おぉぉお!」となる画像が作れます。
まぁ、あれだけ時間がかかるのだから、綺麗にできて当たり前ですよね笑。
Eeveeはすこし設定が面倒くさい
逆にEeveeの場合は、キレイにレタリングしようと思ったら、少し細かな設定をしないといけません。
初期設定のままだと透明にもならないし、影も少し変な感じです。
これは、Eeveeのレタリングをなるべく早くするために、余計な機能を全てなくしているからなんです。
ただし、設定も一度覚えたら簡単にできるものだし、そこまで難しく考えなくてOKだお。
まとめ
それでは本記事の内容をまとめますね。
- Cyckesは何も設定をしなくてもキレイが画像を作れる。でもレタリングに時間がかかる。
- Eeveeはレタリングが鬼のように早い。でもある程度キレイな画像を作るには少し設定をする必要がある。
趣味や遊びでCGを作るなら、Eeveeが一番オススメだと思います。レタリングが遅すぎると、途中で嫌になりますからね笑。
あとEeveeの細かな設定方法などは、以下の記事で紹介している本がオススメです。初心者でも分かるように、細かなところまで解説していますね。
おしまい。