これからどんな仕事がAIやロボットに奪われるの?逆に奪われる可能性の低い仕事はなに?今からでもできることは何かないの?
このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
- これからAIやロボットに奪われる仕事、奪われない仕事を紹介
- 実際にこれからどんな事が起こるのか
- これからの時代に必須の知識を紹介
3分程度で読める内容です。
AIロボットに奪われる仕事と奪われない仕事
2015年12月に野村総合研究所が、10年後~20年後に今ある仕事の約49%がAIやロボットに変わるという試算を発表しました。
49%という数値は労働人口に対する比率のことで、職業の職種に対する比率ではないです。
つまり分かりやすく言うと、とてつもない数の人が職を失う可能性があるということ。
10年後~20年後にAIやコンピューターに変わる職業は以下の通りです。
- 事務員
- スーパーやコンビニのレジ係
- スーパー店員
- タクシー運転手
- データー入力系
- 電車運転手
- 警備員
- 給食調理人
- 倉庫作業員
- 新聞配達員
反対に、10年後20年後でもAIやロボットに仕事を奪われる可能性が低い職業は以下です。
- コピーライター
- 作詞作曲家
- 放送記者
- 獣医師
- 歯科医師
- 鍼灸師
- テレビカメラマン
- 保育士
- ゲームクリエーター
- 雑誌編集者
これを見たら分かる通り、誰でも出来る単純作業などの職業がロボットに奪われています。
中でもタクシー運転手は特にヤバイですね。
自動運転が実現させるようになると、「タクシー」「路面電車」などは全て自動運転に変わることになります。
つまり日本にはタクシー運転手が37万人いるので、彼ら全てがいっきに職を失うということです。
社員数3万人の大企業が倒産するなどとは、まるでレベルが違いますね。
AIやロボットに仕事を奪われる未来は悲劇ではない
しかし、AIやロボットに仕事を奪われるのは悲劇ばかりではないですよ。
無人化されることによって儲かる職業や企業も絶対に出てくるし、人件費がほぼゼロに近くなるので利用料金も下がるはずです。
そうなったら、自動運転のタクシーでピザを配達するチェーン店も出てくるかもしれません。
タクシーの配車サービス「ウーバー」で、スマホを使いこなせない高齢者のためにタクシーを呼んであげる代行サービスが始まること可能性もあります。
つまり、AIやロボットに仕事を奪われる時代をリスクと考えるか、チャンスと考えるかは、自分次第ということです。
AIやロボットの限界を越えようとしている
ロボットと聞いたらこういうイメージがあるかもしれません。
「予め命令されたことしかできない」
「プログラムされた決まった動作しかできない」
などというイメージがあるかもしれません。
しかしAIの事業で有名な、東大発ベンチャー「プリファードネットワーク」がロボットの限界を超えようとしています。
具体的には以下のことを行っています。
- 複数のロボットにAIを接続して、不定形の部品を掴ませる
- 最初はつかめなくてもどれか1台のロボットが成功すると、その成功体験を他のロボットと共有する
- 結果的に、短時間で人間のようなスムーズな動きをすることができるようになる、不定形の部品も掴むことが可能になる
プリファードネットワークは2004年に設立されたばかりの新しい会社ですが、もうすでにNTT、パナソニック、トヨタ自動車、産業用ロボットの大手ファナックと手を組んで共同開発を行っています。
このように、もうすでに変化が起こってきています。一般人がその結果を目の当たりにする日は近いかもしれません。
AIの時代で新しく生まれる仕事
上記ではAIやロボットに仕事を奪われるばかりの話をして行きましたが、AIやロボットが普及することで新たに生まれる仕事も出てきます。
具体的にどんな仕事かと言うと、AIやロボットを使う側の仕事です。
つまりこれからの時代は、AIやロボットにを使う側の仕事と、使われ側の仕事に分かれるということです。
あなたならどっちの仕事をしたいですか?
AIロボットに命じられるままに働かされる仕事か、AIやロボットを使うことで仕事を無人化して楽に稼ぐ仕事。
どうせなら使う側になりたいですよね。AIにこき使われる側なんてちっとも面白くないですから。
しかし、AIを使いこなすには、技術的な知識や、高度な計算能力が必要になってきます。
「自分は文系だからそういうのはちょっと…」などと言ってたら、10年後~20年後はニートになっている可能性が高いです。
今からでも遅くないので、AIやロボットなどのテクノロジーの勉強するようにしましょう。
これからの時代はテクノロジーを知らないと本当にやばいです。
これからの時代はテクノロジーの勉強が仕事で必須になってくる
「自分は文系で、そういうAIとかロボットとかいうテクノロジーはよく分かんないし、スマホ扱うのも難しいぐらい、自分には関係ない」
何度も言いますが、上記の人は10年後20年後ニートになってる可能性があります。これからの時代は、テクノロジーの知識を豊富にしていないとかなりやばいです。
テクノロジーの知識がない=死を意味します
例えば、あなたがガンになって病院で治療をすることになったとしましょう。
医者にガンを治す方法は三つあります。ガンを切り取る「外科手術」、抗ガン剤を使う「化学医療」、それに「放射線治療」がありますと言われました。
もちろん医者の説明を聞いてから最終判断を下すと思いますが、その時の医者のアドバイスや説明がさっぱり理解できなかったりしたら、大変なことになりますよね。
これはテクノロジーの話でも同じです。最終判断は自分自身でしますが、その時に知識がなかったらどれを選択したらいいか分からないということになります。
つまり、苦手でもAIやロボットなどのテクノロジーの勉強をしましょうということです。
まとめ
本記事の内容をまとめますね。
- 10年後~20年後には今ある職業の49%はAIやロボットに仕事を奪われる
- しかし悲劇ばかりではなく、考え方次第ではチャンスでもある
- これからの時代は、AIやロボットなどのテクノロジーの知識が必須になってくる
今からでも遅くないので、AIやロボットなどのテクノロジーの勉強をするようにしましょう。
逆に今しないで後からしようとすると、あまりにも情報が多すぎて、どこから手を出したらいいか分からなくなりますからね。
それでは、今回はこのくらいで終わりです。